審査受験上の注意をひとつ。 3月10日(

本日の出席者数・・・子供クラス39名・一般 クラス33

いよいよ、春季昇段昇級審査の時期がやってきました。
子供クラスは、今週と来週の2回。一般クラスは、来週です。

昇段昇級審査の受験上の注意については
「合気道探求」の22号と23号に詳しく掲載されてい
ますが
これだけは!という注意事項をひとつだけ。

それは「気」です。
気のゆるんだ演武ほど見苦しいものはありません。
技を間違って、照れ笑いをしているようでは、演武などする段階ではありません。
また、受験者ばかりではなく、審査を見守る周囲、「場の気」も大切です。
道場が「張る気」に満ちた時に、充実した審査や演武が可能になると思います。

しかし、こればかりは、審査の直前や当日だけ真剣になっても、実現は???
毎回、毎回、技の巧拙にとらわれず、常に正しさを追求しながら
なれあうことのない地道な稽古を重ねていくほか方法はないのです。




子供クラスの稽古から

正面打ち入身投げ

審査は、みんな緊張気味。
審査前に稽古をして
ケガのないように!

審査-整列

名前を呼ばれたら
返事をして
膝行(しっこう)で
定位置へ。

審査-受け身

号令に合わせて!
頭を打たないように!
すぐに起きあがること!

審査-技

日頃の稽古が
ものをいいますね!
こればかりは
ごまかしが効きません。

審査-見守る目

長時間の正座にも
かかわらず
後輩たちを見守る目は
あたたかい。

「まちがえるなよー」



本日は、白帯と黄帯の審査でした。
帯の色があがると「構え」もしっかりしてきます。姿勢に格段の差があります。
しかし、白も黄色もみんな今ひとつ元気がなかったのが少し残念でした。
緊張していたのかな?
来週は、オレンジ帯以上の審査です。みんな、ガンバッテ!
結果発表は、ともに3月24日(日)です。



一般クラスの稽古から

模範技 
横面打ち四方投げ

久しぶりに
出席者30名を越え
上昇中の気温以上に
道場内に熱気が・・・。

肩取り二教

道場内に
みなさんの「張る気」が
満ちていくのがわかります。

横面打ち四方投げ

気が満ちれば
間合いも自然と
適正なものになります。

坐技横面打ち一教

坐技は
重心の移動が正確でないと
ひざを痛めがちです。
ひざをいたわりつつ
正しい稽古を!
とにかく無理は禁物です。




昇段昇級について思うこと


審査会を「段級資格を取得する権利を行使する場」と捉える方もおられるとか。
また、世間には、「武道・芸道は家元制度が云々」などと批判をする人も・・・。
これ、「武道の修練」には、まったく相応しくない考えではないでしょうか?
なぜって、稽古は自分ひとりだけでは、できませんから。
私たちが、今現在「合気道」を稽古できるのも
開祖が創始し、二代道主が普及発展に努め
現道主がさらなる充実に向けて、日々邁進されているからこそです。
そして、道場があり、指導者がいて、一緒に稽古してくれる仲間がいるからこそ
自分を高めることが可能になるのだと思います。
おのれ一人の努力だけで、今の自分があるわけではないと・・・。
また、全国、全世界という規模で展開されている「合気道」ですから
「審査要項・規定」は、統一されたシステムとして厳守されなければなりません。
しかし、何日稽古したから、何級や何段を受ける「権利」があるという考え方は
やはり本末転倒なことだと思います。
日々、ひたむきに稽古を続け、精進を重ねる中で
指導者や周囲に、その「力量」や「稽古量」を認められてこその段や級だと思います。
「気」が満ちれば、おのずから「機」も熟すということです。
まさに、それは昇段、昇級の「好期」です。
そして、「好機 逸すべからず」と。
その時は、積極的に審査を受けるべきだと思います。

文責 平木栄二郎