集中力こそ大切だ! 4月14日(

本日の出席者数・・・子供クラス31名・一般 クラス27

辻堂道場の稽古は、60分を1コマとしている。これは、本部道場にならっている。
他の団体やカルチャーセンターなど、施設の都合で90分を1単位とするところも
あるかもしれないし、大学生のクラブともなれば、数時間に及ぶのかもしれない。

60分を短いと感じるか、ちょうど良いと考えるか。
気が張りつめた中、充実した稽古をおこなえば、これは5分間でも厳しい。
これは、演武や審査の数分間が、相当にきついことでもわかる。
「それほどでも・・・」という方は、よほどの達人か、気迫のない人か。

とにかく、サラッと動いても、60分。気を発して稽古しても60分。
時間は同じように過ぎていく。
もちろん、無理は禁物であるが、最近、特に若年層の「休憩」が目に余る。
苦しくて、動けないのなら、黙って座って「見取り稽古」をすればよい。
見学中の私語など論外だが、息抜きをしようという雰囲気だけでも、「場」を乱す。

また、汗をふく、顔を洗う、うがいをする程度でも、すぐに相手と組めないのなら、
稽古相手を交代する際に、次の方と礼を交わすのは、「無礼な」振る舞いである。
礼をしてから、「ちょっと失礼」では、互いの集中力が途切れてしまう。
(心当たりのある方は、今後ご注意を!)


これから、ますます暑くなる。
中高年の方は、無理せず体調に合わせて、メリハリのある稽古がのぞまれる。
とにかく、「集中力」こそ大切だ!




子供クラスの稽古から

突きの体さばき

W先生の「突き」は
はやーい!
コワーイ?!
楽しーい!

突き小手返し

体さばきを
いかして!

稽古後の風景

免状を手に、記念撮影?



新学期が始まった感想を聞くと、かなり多くの子が
「疲れたー」と答えました。
子供たちも、4月は緊張するのでしょうね。
新しい担任の先生はどんな人かな?新しいクラスで友だちできるかなー?等々
委員会やクラスの係り決めなど、子供たちにもストレスみたいですね。
これも、「社会」の勉強かな?



一般クラスの稽古から

諸手取り小手返し

力の出し方がわかると
リラックスして稽古が
できます。

肩の力みがありませんね!

 

正面打ち一教

一瞬の内に
相手を制する気迫!

正面打ち呼吸投げ

相手の攻撃を
そのまま利用する
「呼吸」が大切です!





通称「後稽(あとけい)」について

「稽古時間前後のケガに注意してください」と道場内に掲示してある。
確か、新宿の本部道場にも同様の掲示があったことを覚えている。(現在は?)
辻堂道場では、さらに「危険な行為は禁止します」と付け加えている。

最近、稽古前に「技」の練習をする姿を見かけなくなった。
昔、冬の道場は、氷室のように寒く、少しでもウォームアップを!ということも。
今は、もっぱら、静かに準備体操である。これが、理想的だ。
それぞれが、忙しい日常から脱する空間である「道場」に集うわけだから、
特に稽古のはじまりの部分は、各自が沈静できる環境づくりに心すべきだと思う。

さて、通称「後稽(あとけい)」についてである。
これは、稽古後の稽古(?)ということらしい。いわゆる「居残り練習」だ。
これは、体育館やカルチャーなど、共有スペースで稽古をしている団体等には、
あり得ないことだろうし、一見、専門道場の利点(?)のようにも思える。
そして、1時間の稽古を終えた上に、さらに「動く」わけで、熱心(?)にすら映る。


確かに、演武会や審査会の前に、プラスアルファとしての「まとめ」や「準備」が
望ましいこともあり、指導者がすすめる場合や立ち会う場合もある。
その場合は、「特別稽古」であり、ここでは区別したい。

本来、指導者が不在の中で、稽古をすることは許されないことである。

なぜならば、「稽古」には「我」を捨て去るところに大きな意味がある。
定められた枠組の中で、決められた技を繰り返しおこなう。好き勝手はできない。
束縛された感もあろうが、それこそが「稽古」なのである。
「自由技」の稽古とて、同じである。勝手気ままでよいというわけでは全くない。

また、苦手な部分を補いたいという気持ちは、わからないこともないが・・・。
(それとて、同じ動きばかりを集中的に繰り返すことがいいとも思わない)
日頃やらない「技」をしたい。興味のある技をやってみたい、披露してみたい。
自分の理論や仮説を試してみたいとなると、「我」を捨て去るどころではない。
さらに、厳しく言えば、「道場」は一個人の欲求を満たす場ではない。

「後稽」が、合気道を愛してやまない故ということは、重々わかっている。
別段、物惜しみで言っているわけではないことは理解してほしい。
こんなことを言わず、見て見ぬふりのほうが、道場運営は円滑なのかもしれない。

しかし、本来の「稽古」に、もっと、もっと身を入れてほしい。

時間が来たら次の団体と交代しなければならない
体育館等共有スペースで稽古している人たちのほうが、
限られた「稽古」をもっと大切に考えているのではないだろうか。

E.H