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今朝、テレビを見ていたら、ある政治家が
「今こそ子供たちを教育する上で、人格や品性を重視していく必要がある」
というような発言をしていた。
「なるほど」と聞いていたら、内容が思わぬ方向へ。
「切符を買ったら右によけて、後の人に迷惑にならないようにする等々」
ひとつひとつ、細かい指導が必要だというような話の流れに。
社会道徳を「マニュアル化」しろというのだろうか?
暗澹たる気持ちになってしまった。
人格や品性を養うには、まず、自分を大切にする。これが重要である。
そうでなければ人のことなど大切に考えることなどできない。
もちろん、自分だけ良ければよいということではない。
自分を大切にするとは、「自制心を養う」ということに他ならない。
それには、何が「正しい」ことかを見極める眼力を養うことだ。
しかし、人間は弱い存在である。
だから、「克己(こっき:おのれにかつこと)」を目標としなければならない。
まさに、開祖植芝盛平翁の仰る
「吾勝(あがつ)」「正勝(まさかつ)」の極意に通じる。
さて、「論語」に「克己復礼(こっきふくれい)」とある。
その意味は、「私欲にうち勝ち、礼儀をふみ行うようにする」ということだ。
昨今の政治家に人格や品性を語る資格があるのだろうか。甚だ疑問である。
いや、政治家ばかりではないか・・・。
大人こそ我が身を振り返るべきだ。
E.H
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